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精霊流し

今日長崎は、初盆を迎えた故人の霊を送る伝統行事、精霊流しの日です。
長崎市の精霊流しについては、長崎市にお住まいのこちらでご覧下さい。
県内の多くの市町村で行われています。
特に長崎市では、観光行事にもなっていて9万5千人、
県内全体で16万4千人の人出と3600隻の精霊船が見込まれています。
これは、長崎市で見つけた作りかけの船です。10日ほど前に撮影しました。
この船に、提灯などの飾り付けが行われます。
先日、凶弾に倒れた伊藤元市長の船も出されます。
幼少期を過ごした所や市役所など、ゆかりの所をまわる予定だそうです。
精霊流しには爆竹が付き物です。通り道のお清めや魔よけが目的です。
爆竹に平均4~10万円、多いところは20万円使うそうです。
伊藤元市長の船では、爆竹の音が銃声を思わせるので使わないそうです。
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これは、大村市の精霊流しです。長崎市ほどではありませんが、爆竹の音も近年派手になってきたようです。
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皆さんが精霊流しと言って思い浮かべるのは、さだまさしさんの歌だと思います。
哀調を帯びたメロディーと亡き人を思う詩は、心が締め付けられるものがあります。
そんなイメージを想像して、観光に来た人は一様に「歌と違う」と言います。
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しかし、亡くなった人への思いは観光客の方たちには解かりません。
爆竹の音や喧騒なざわめきの中に、大切な人を思う気持ちが静かに流れているのです。
たくさんの人が集まって来ているのに、1人だけが居ない。
亡くなった人の事を思うほど、精霊流しの行事は物悲しく過ぎていきます。
私は、まさに歌のような世界だと思っています。
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大村は田舎ですの長崎市ほど大きい船はありません。
どの船も手作りで、そして身近な人が代わりばんこに担いでいきます。
担いで行く人や後をついていく人たちには、様々な思いがあるでしょう。
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残念な事ですが・・・
子供の頃は、みな海に流されていました。
その後、広い所で燃やすようになりました。
しかし、今は集積所に集められ、その後分別して処理されています。

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by guu_osanpo | 2007-08-15 22:38 | 散歩
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